世界遺産登録20周年記念・熊野古道「伊勢路」体感ウォーク

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祝!世界遺産登録20周年!

2024年7月、熊野古道伊勢路を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えました。 これを記念し、カッコーパルックでは熊野古道の価値と魅力をみなさまに楽しんでいただけるツアーを企画しています。

(最終更新日:2025年12月21日)


熊野古道って?

  • そもそも熊野古道って?

    熊野古道と一口に言われますが、実は非常にたくさんの道の総称。全長は約1000kmにおよびます。その目的地はすべて熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社の三山。伊勢や大阪、高野山、吉野、京都など各地からここへ向かう巡礼道の総称が「熊野古道」です。「紀伊山地の霊場と参詣道」として2003年に世界文化遺産に登録されました。
  • なぜ熊野へ?

    1400万年前、紀伊半島で日本最大級の噴火がありました。那智の滝、古座の一枚岩、串本の橋杭岩などの和歌山の名勝は、噴火した溶岩が冷え固まった跡です。どうすることもできない大きな力に、当時の人々は自然に対する畏敬の念を持ち、熊野の自然信仰が始まったと言われています。
  • ひろがった熊野詣で

    偉大で険しい自然は修験者たちの修行の場となりました。そして平安時代になると皇族や貴族がこぞって熊野詣でを行うようになりました。さらに江戸時代には庶民にも広がります。その様子は「伊勢へ七度(ななたび)熊野へ三度(さんたび)」「蟻の熊野詣」(人々が連なって歩く様子)と言われるほど。こうして数え切れないほどの人々が歩いた道が現在に残る熊野古道です。

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服装や持ちものは?

尾鷲地区の気候は温暖で、日本でも一二を争う降水量の多い地区です。急に雨が降ることも多くあるため、熊野歩きに適した服装のポイントをあらかじめ確認して出かけましょう。

  • 服装は?

    峠越えの際には、たとえ冬季でも汗ばんでしまうことがよくあります。時間が経つと汗冷えして風邪につながることも。歩き出しの際の防寒、そして暑くなったときのどちらにも対応できるよう薄物の重ね着で出かけ、運動量や天候に応じてこまめに脱ぎ着しましょう。綿素材は肌触りがよく吸水性が高い素材ですが、山歩きの際は汗冷えしにくい速乾素材のほうがおすすめです。
  • シューズについて

    山歩き用のトレッキングシューズがおすすめ。普通のスニーカーと違い、山道を長時間歩いても滑りにくく疲れにくいよう作られています。ただし購入したばかりの新品は歩いているうちに違和感につながることも。事前に履いてたくさん歩き、慣らしておきましょう。
  • 雨具

    雨が多く天候が変わりやすいため、晴れた日でも急に雨が降ってくることがあります。雨で体が濡れると急激に体温が下がり危険です。雨具は必ず持っていきましょう。レインウェアは雨を弾く防水性だけでなく、蒸気を逃がす透湿性が備わった素材がおすすめです。
  • 飲み物、タオルなど

    山中に入ると飲み物を購入できる場所はほとんどありません。事前に用意しておきましょう。またタオル等を用意し汗ばんだらすぐにふき取ることで汗冷えを防ぐことができます。

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選べる歩き方

日帰りツアーに限り、プランをお選びいただけます。お好みのプランをどちらかお選びください。

  • A:フリープラン

    地図を見て史跡や分かれ道などをチェックしながら、ご自分のペースで歩きます。
  • B:語り部さんと歩く(事前予約制)+1000円

    地元の語り部ならではの物語や歴史見どころを聞きながら歩きます。いつもと違う景色が見えてきますよ。

どの峠を歩く?


風伝峠

風伝峠道ウォーク&きのもと「さんま祭り」(1泊2日)

(風伝峠イメージ)

苔むした石畳が続くこの道は、巡礼だけでなく交通の要所でもありました。海の幸を山里に、山の幸を海沿いの里に届ける人々が行き交った道です。

風伝とは「風のよく通る峠」という意味。寒暖差の大きい朝、山の奥で発生した霧が滝のように山肌を流れ落ちていく自然現象「風伝おろし」は秋から春にかけての風物詩です。

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スケジュール

1日目:
大垣3ヶ所・羽島・名古屋出発──高速/車中でお弁当の昼食──熊野古道・風伝峠ウォーク(語り部とともに東側入口~西側降り口を歩きます)――(マイクロバス)――丸山千枚田(「棚田百選」の千枚田を見学)──入鹿温泉ホテル瀞流荘(16:00頃着/泊)

熊野古道・風伝峠: 歩行距離約2km/約70分


2日目:
出発――花の窟神社――熊野市記念通り(さんまの振る舞い/自由昼食)――鬼ヶ城千畳敷――関ドライブイン――高速――各地帰着

熊野きのもと「さんま祭り」: 熊野市木本町記念通り商店街および本町通りで行われる1日限定の物産展。商店街に用意された炭火でさんま丸干し(1尾)を焼いて召し上がれ!

ツアー情報

大垣・羽島・名古屋

コース番号:66526-19(1泊2日)

風伝峠道ウォーク&きのもと「さんま祭り」

旅行先三重県

旅行日2025年1月25日(土)~26日(日) 1泊2日

旅行代金29,800円~37,800円

ご予約はこちらから!

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馬越峠

馬越峠道&尾鷲神社「天下の奇祭」ヤーヤ祭り(1泊2日)

(写真提供:三重フォトギャラリー)

伊勢から熊野へ向かう「伊勢路」の一部、「馬越峠」。
紀北町と尾鷲市の境にある峠。熊野古道伊勢路の中で随一と言われる石畳が尾鷲ヒノキの美林の中へと続く美しい様子は、テレビや雑誌などでもよく取り上げられています。
夜泣き地蔵など史跡も多く残り、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえる人気のコースです。

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スケジュール

1日目
大垣3ヶ所・羽島・名古屋出発──高速/車中でお弁当の昼食──道の駅海山(ここからA/Bの2プランに分かれます)

A歩くプラン: 馬越峠を通り抜け、尾鷲港までしっかりウォーキング!
道の駅海山(スタート)‥‥‥馬越峠入口(鷲毛バス停)‥‥‥夜泣き地蔵‥‥‥石畳‥‥‥可涼園桃乙(かりょうえんとうおつ)の句碑‥‥‥桜地蔵‥‥‥馬越公園‥‥‥馬越公園展望台‥‥‥津波供養塔‥‥‥尾鷲港(ゴール)──

B体験プラン: 古道を少しだけ体感!
道の駅海山‥‥馬越峠入口‥‥夜泣き地蔵‥‥馬越峠入口‥‥道の駅海山(バスに戻ります)──三重県立熊野古道センター(ひのきの箸作り体験と展示見学)──

――熊野の宿 海ひかり(16:30頃/泊)
ホテル送迎車で尾鷲神社・天下の奇祭ヤーヤ祭りの見学(19:30~20:30頃)※少雨決行


熊野古道・馬越峠:
A歩くプラン 歩行距離約6km/約3時間
B体験プラン 歩行約3km/約1.5時間

尾鷲神社ヤーヤ祭り:300年以上前から続くといわれるこの例祭は豊漁と豊作を祈願するもの。2月初旬に白装束の男衆が狭い通りで激しくぶつかり合う大迫力の「練り」が繰り広げられる奇祭として知られ、尾鷲市内全体が一年のうちで最も活気づきます。


2日目
出発――花の窟神社――鬼ヶ城千畳敷――熊野市または尾鷲市(昼食)――関ドライブイン――高速――各地帰着

ツアー情報

大垣・羽島・名古屋

コース番号:66527-19(1泊2日)

馬越峠道&尾鷲神社「天下の奇祭」ヤーヤ祭り

旅行先三重県

旅行日2025年2月4日(火)~5日(水) 1泊2日

旅行代金29,800円~37,800円

ご予約はこちらから!

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松本峠

松本峠と「さんま祭り」(日帰り)

(写真提供:三重フォトギャラリー)

「松本峠」は、かつての巡礼者が最後に越えた峠。ここで険しい道は終わります。目の前に広がる大海原と七里御浜にほっとしたことでしょう。

峠では等身大ほどの大きなお地蔵様が出迎えてくれます。
建ったその日に妖怪と間違えられて鉄砲傷をつけられてしまったお地蔵様ですが、優しいお顔で皆さまを出迎えてくれます。当時の美しい石畳がたくさん残る竹林に囲まれ、比較的歩きやすい石畳が多い道です。

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スケジュール

愛知・岐阜・三重の3県から5ルートで出発──高速/車中でお弁当の昼食──鬼ヶ城第二駐車場(スタート)‥‥‥松本峠‥‥‥木本側登り口‥‥‥熊野市記念通り(さんまの振る舞い)‥‥‥鬼ヶ城歩道トンネル‥‥‥鬼ヶ城第二駐車場(ゴール)──関ドライブイン──高速──各地帰着


熊野古道・松本峠: 歩行距離約4km/約2時間

熊野きのもと「さんま祭り」: 熊野市木本町記念通り商店街および本町通りで行われる1日限定の物産展。商店街に用意された炭火でさんま丸干し(1尾)を焼いて召し上がれ!

ツアー情報

名古屋 木曽川・一宮大垣岐阜・羽島四日市・鈴鹿

コース番号:62913-**(日帰り)

松本峠と「さんま祭り」

旅行先三重県

旅行日2025年1月26日(日)

旅行代金8,000円~9,800円(出発ルートとプランにより異なります)

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荷坂峠

荷坂峠と定例きいながしま港市(日帰り)

(写真提供:一般社団法人 紀北町観光協会)

荷坂峠はツヅラト峠に次いで江戸時代初期に開かれた第2の紀州への玄関口コース。勾配はゆるく道幅も広く、歩きやすい道です。 重い荷物を担いでも越えることができるためこの名前がついたとも言われています。

途中の沖見平はその名の通り海を眺められる休憩所。紅葉樹やシダの多い自然道、猪や鹿から田畑を守るために積み上げられた猪垣が並ぶ古道の風情も楽しみましょう。

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スケジュール

名古屋出発──高速/車中でお弁当の昼食──定例きいながしま港市――道の駅紀伊長島マンボウ――荷坂峠 やすらぎ苑 登山口(スタート)‥‥‥荷坂峠‥‥‥荷坂峠 片上登山口‥‥‥道の駅紀伊長島マンボウ(ゴール)――関ドライブイン──高速──名古屋帰着


熊野古道・荷坂峠(歩行距離約4km/約3時間)

定例きいながしま港市: 毎月第2土曜日に開催されている鮮魚や干物の地元向け定期市です。小規模のため品切れ等も予想されますことをご了承ください。

ツアー情報

名古屋

コース番号:62914-**(日帰り)

荷坂峠と定例きいながしま港市

名古屋発限定、3月の出発日を新設定!

旅行先三重県

旅行日2025年3月8日(土)

旅行代金8,000円~9,800円(出発ルートとプランにより異なります)

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画像はすべてイメージです。


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