世界遺産20周年登録!熊野古道ウォーク、第3弾・第4弾を歩こう!
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2024年7月、熊野古道伊勢路を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えます。 カッコーパルックではこれを記念し、熊野古道の価値と魅力をみなさまに楽しんでいただける日帰りツアーを企画しました。
(最終更新日:2024年6月15日)
熊野古道って?
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そもそも熊野古道って?
熊野古道と一口に言われますが、実は非常にたくさんの道の総称。全長は約1000kmにおよびます。その目的地はすべて熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社の三山。伊勢や大阪、高野山、吉野、京都など各地からここへ向かう巡礼道の総称が「熊野古道」です。「紀伊山地の霊場と参詣道」として2003年に世界文化遺産に登録されました。 -
なぜ熊野へ?
1400万年前、紀伊半島で日本最大級の噴火がありました。那智の滝、古座の一枚岩、串本の橋杭岩などの和歌山の名勝は、噴火した溶岩が冷え固まった跡です。どうすることもできない大きな力に、当時の人々は自然に対する畏敬の念を持ち、熊野の自然信仰が始まったと言われています。 -
ひろがった熊野詣で
偉大で険しい自然は修験者たちの修行の場となりました。そして平安時代になると皇族や貴族がこぞって熊野詣でを行うようになりました。さらに江戸時代には庶民にも広がります。その様子は「伊勢へ七度(ななたび)熊野へ三度(さんたび)」「蟻の熊野詣」(人々が連なって歩く様子)と言われるほど。こうして数え切れないほどの人々が歩いた道が現在に残る熊野古道です。
どの峠を歩く?
それぞれの峠を歩くツアーのご案内は、このページの下部に掲載しています。
第3弾:荷坂峠
荷坂峠はツヅラト峠に次いで江戸時代初期に開かれた第2の紀州への玄関口コース。勾配はゆるく道幅も広く、歩きやすい道です。 重い荷物を担いでも越えることができるためこの名前がついたとも言われています。
途中の沖見平はその名の通り海を眺められる休憩所。紅葉樹やシダの多い自然道、猪や鹿から田畑を守るために積み上げられた猪垣が並ぶ古道の風情も楽しみましょう。
第4弾:三浦峠
スタートから道瀬海岸に沿ってしばらく進んだあと林道へ。林道に入る直前、道瀬跨線橋から望む海岸の景色をお見逃しなく!
峠道に入るとヒノキ林をのぼり、約20分で切通しとなっている三浦峠に到着。峠を越えると下り道が約30分続きます。三浦側上り口にかかる熊ヶ谷橋は、世界遺産登録を受け2005年に復元されたもの。総ひのき造りの橋にも注目。
選べる歩き方
お好みのプランをどちらかお選びください。
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A:フリープラン
地図を見て史跡や分かれ道などをチェックしながら、ご自分のペースで歩きます。 -
B:語り部さんと歩く(事前予約制)+1000円
地元の語り部ならではの物語や歴史見どころを聞きながら歩きます。いつもと違う景色が見えてきますよ。 -
C:ウォーキング講師と歩く(事前予約制)+1000円
三重県ウォーキング協会の有資格インストラクターが同行し、ウォーミングアップから始め効率よく坂道を上り下りするための歩き方などをアドバイス。快適な峠越えウォークをサポートします。
服装や持ちものは?
尾鷲地区の気候は温暖で、日本でも一二を争う降水量の多い地区です。急に雨が降ることも多くあるため、熊野歩きに適した服装のポイントをあらかじめ確認して出かけましょう。
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服装は?
峠越えの際には汗をかくことが多くなります。綿は肌触りがよく吸水性が高い素材ですが、山歩きの際は速乾性のある素材のほうがおすすめ。また歩いた後の着替えがあると帰路の快適さが段違いに! -
紫外線対策をお忘れなく
山中では強い日差しも木々に遮られますが、峠道の前後では一般道も歩きます。頭への直射日光は疲れの大きな原因になるため注意しましょう。紫外線の強い時期のため、日焼け止めや帽子もお忘れなく! -
シューズについて
山歩き用のトレッキングシューズがおすすめ。普通のスニーカーと違い、山道を長時間歩いても滑りにくく疲れにくいよう作られています。
ただし購入したばかりの新品は歩いているうちに違和感につながることも。事前に履いてたくさん歩き、慣らしておきましょう。 -
雨具
雨が多く天候が変わりやすいため、晴れた日でも急に雨が降ってくることがあります。雨具は必ず持っていきましょう。
レインウェアは雨を弾く防水性だけでなく、蒸気を逃がす透湿性が備わった素材を選ぶのがポイント。汗がいつまでも乾かないことも熱中症の原因となります。 -
水筒、タオルなど
脱水は熱中症を招き、ときには命にもかかわります。水分補給はこまめに多めに!
山中に入ると飲み物を購入できる場所はありません。事前に用意しておきましょう。汗をこまめに拭けるようタオル等の準備も忘れずに。
ツアー日程
熊野古道・荷坂峠(7月)(歩行距離約4km/約3時間)
愛知・岐阜・三重の3県から5ルートで出発──高速──道の駅マンボウ──荷坂峠やすらぎ苑登山口(スタート)‥‥‥荷坂峠‥‥‥木本側登り口‥‥‥荷坂峠 片上登山口‥‥‥道の駅マンボウ(ゴール)──道の駅マンボウ──関ドライブイン──高速──各地帰着
熊野古道・三浦峠(9月)(歩行距離約5km/約3.5時間)
愛知・岐阜・三重の3県から5ルートで出発──高速──道の駅マンボウ──三浦峠東側登り口(スタート)‥‥‥三浦峠・熊ヶ谷道‥‥‥三浦峠西側‥‥‥始神さくら広場(ゴール/予定)──道の駅マンボウ──関ドライブイン──高速──各地帰着
ツアー詳細、予約はこちら
名古屋 一宮・木曽川大垣岐阜・羽島四日市・鈴鹿
コース番号:62909-**(日帰り)
熊野古道ウォーク第3弾
荷坂峠を歩く
旅行先三重県
出発日2024年7月14日,15日(出発ルートにより異なります)
旅行代金8,800円~9,800円(プランにより異なります)
名古屋 一宮・木曽川大垣岐阜・羽島四日市・鈴鹿
コース番号:62910-**(日帰り)
熊野古道ウォーク第4弾
三浦峠を歩く
旅行先三重県
出発日2024年9月15日,16日(出発ルートにより異なります)
旅行代金8,800円~9,800円(プランにより異なります)
画像はすべてイメージです。